今更ですが、私が何故このお仕事をしてるのかプロフィール紹介をしますwww!
小林(長岐)可南子 43歳 東京出身、長野県育ち。プライベートは子供(人)(猫)の母をしており、最近の趣味は庭仕事です🪴
推しは特にいないですが、日々の中で見る綺麗な人がなんで綺麗なのか考えるのが癖です(笑)
欲しいものは睡眠時間!です!!(切実😭)
22歳の時に軽井沢のホテルに入社、現在も勤めておりますので20年程経っております…早いですねー笑
料飲部門におりますので、高速ワイン抜栓、大量のグラスを乗せたトレンチ(お盆)ワーク、どんな形状のお皿も真っ直ぐ持てるのが自慢(笑)
職業病の外反母趾と腰痛、肘痛が悩み…(泣)
あれ、それでなんでファッションの仕事?と思う方もいらっしゃいますでしょうか。
実は、社会経験としてファッション関係はほぼ無し。ただ子供の頃から「お洋服」「メイク」が大好きなうえに、「人と同じ」が苦手で、ボタンを掛け違えて着たり、1つの服も色んな方法で着たり、文化(服装学園)出身の母の影響か自分で着たい服を作ったり既製品は作り変えて着たり、「服をそのまま着る」事をあまりしませんでした。今思うと、「お洋服が好き」と言うのは「自分を表現する事ができる」という無意識の感覚からだったのかもしれません。
対人に関して悩みを抱え、何年もまともに人と接する事ができなくなってしまった時期もあったほど、どうやら私は感受性が強すぎて人の感情を強く受け止めて自分の中に取り込んでしまう、そのくせ負けず嫌いで頑固で自分を受け入れて欲しい我儘っ子なので(笑)、何も言わずに自分を主張できるファッションに惹かれたのかもしれません。
そして「色」がとても好きでした。その所為もあるのか、色んな色が自然に調和する外(自然の中)にいるのが大好きでした。
ただ対人関係に病んでいた頃は部屋を真っ黒に塗り潰し、黄色が嫌い、どころか憎んでいた色でした…💦
そんな風に「色」にもそれぞれ個性と力がありますので、「色」は好きですが、パーソナルカラー診断などで一日中100色以上の色と対面していると、ハイテンションになると同時にすごく疲れて頭痛くなります…笑
共感覚も強めのようなので(大人になってから知りましたが)特に文字、数字にも色を見ています。
「色が好き」「服が好き」そんな私でしたが、社会人になり、仕事や子育てに追われてそんな自分も引き出しにしまっておりました。
パーソナルカラーと出会い、この仕事をし出すきっかけになったのは、職場での「似合う色でメイクをして好感度を上げる」という勉強会でした。
もともと色が好きという理由から色彩検定2級は持っていて、その中にちらっと出てきていたので全く「何ソレ」状態ではなかったのですが、2級勉強中にはあまり興味がなくスルーしていました(笑)
そして、そのパーソナルカラー勉強会を終える頃にある変化に気がつきました。
そこに出席していた女性30人ほどでしたが、皆全員とても輝いて見えたんです。似合う色で実際メイクをしてみた結果、というだけではなく、活き活きと楽しそうにメイクカラーを試してみたり、周囲の人と似合う色について話すキラキラした目の輝き。自分を知る事はとても大事で、自分を輝かせる事に関してポジティブにならない人はいないんだと思いました。
私が色が好きだから勉強してみよう、だけど色に関して何を勉強したいんだろう…という漠然とした感覚に光がさした瞬間でした。
「これだ…!」と思いました。
ただ実際は葛藤で、ちゃんと勉強するなら通信じゃなく人に対しての色なら人に対面で教わりたい。だけど子育て真っ最中、学校に行くお金も時間も無いし。。。
でも、こうと決めたら無理して苦労して突き進んでしまう損な性格が幸いして(苦笑)、数カ所見学に行った末、家族の協力のもと、母校の ICBIに入学しました。イメージコンサルタントのスクールなのですが、「女性はいつでもいつまでも美しくなれる」をコンセプトに、女性のフィニッシングも教えてくれるスクールです。
そこでパーソナル診断というものに出会い、カラーと骨格の勉強、あとは自分のホテル業の復習と向上の為、接客接遇に関してもご教授いただきました。
卒業後、復習と更なるスキルアップの為にスクールには通い続けましたが、いつ行っても真剣に話しを聞いてくださり、しっかりと教えてくださる先生方は今も私の心の拠り所になっています。いいスクールに出会え、私の人生を変えてくれた事、とても感謝しております。
さてその後、不安でいっぱいながらも無我夢中で企業し、コロナ禍を経て6年(!!もうそんな?笑)経ちました。今まで1000人程の診断を行い、お客様とお話しをしてまいりましたが、3〜4年経った頃でしょうか、「パーソナル診断の意味」を見失ってしまった時期がありました。
きっと背景にはパーソナル診断が流行りすぎてしまっていて、
「この色じゃなきゃ似合わない」
「パーソナル診断の結果がこうだから、自分はこうでないと綺麗に見えない」
というような考え方に流れてしまっている人達の多さや、パーソナル診断迷子、
「アナリスト(診断する人)さんによってあっちでこう言われこっちでこう言われしたから分からなくなって…」
「骨格ではこれだからデザインはこれが似合うけど、顔タイプはこっちだとどっちが似合うんですか?」
「パーソナルカラーは分かったけど、どう着るの?」
「骨格診断もカラーも、着かたが分からなくて結果、診断結果も取り入れられずにいる」
という人達の多いことも一因にあるかと思います。
私が「輝いて欲しい、自分を知って更にその魅力を活かして欲しい」と思ってやっている事が結果、お客様を悩ませてしまっているのではないか…
その頃からでしょうか、そんな思いと同時に、実はパーソナルカラー以外にも似合う色は沢山あって、
この方は診断結果以外のデザインや色もきっと似合うな…と思う回数が多くなってきた事にも気づき始めました。
何故か。診断が間違っている?解釈が違っている?私がやはり未熟なせい…?
勿論、人に何かを教える時、伝える時、そんな仕事をしているわたし達は一生勉強途中にいます。日々スキルを磨き、情報を更新していく必要があるので、未熟な部分も多々あり、この点は日々精進の努力をしています。
一時はそんな風に自分を責めては頭を抱えながら、必死に自分なりに考えてみると、
それは一重に「その人が着るから」の一言に尽きるものだと思いました。
要するにその人の「個性」「イメージ」「方向性」が🟰ファッションになっている。
内面と外見がリンクしてきた時に、一目で「似合う」を伝えられるファッションになる、という事です。
そのうえでパーソナル診断というのは、
似合うを知る…というより「何故似合わないと思うのかを知る」という位置で捉えるべきなのかもと思いました。
今まで様々な年代の方々とお話しをしてきました。「ファッション迷子」になってしまう人に多い年代は30代後半くらい〜アラフィフ(50歳前後)の方が多い印象です。
社会人になってある程度経ち、社会人としてのキャリアやご結婚、お子様などのライフステージの変化で、自分の事だけを見れていた時代が変わり、自分の事より…な年数が続いて自分が感覚的に好きだったもの、してきた事を記憶の片隅に置いてしまっている状態。
そんな年代の方々のお悩みが真剣でした。
そして、そんな方々のお話しをお伺いしていると、やはり大体の方が「自分の似合う」を知っています。
以外かと、分からないから診断に行くのでは?と、思われると思いますが、皆さん大体「似合う」は知っているんです。知らないのは「何故似合わないのか」これが分からない。「似合う」は忘れているんです。
そして、「何故似合わないのか」が分からないとどうなるか。
私の体験の一例で言うと、ジャケットが好きだから、着たい、けど昔からなんかジャケットが似合わない。原因は分からないまま30代も後半になり、骨格診断を受け、ナチュラルと判明。
ジャケットが似合わない、訳ではなく、キチンと着るのが苦手だから似合わなかった。
ジャストサイズで袖もパッと下ろして、要は「ジャケットを着る」と言う綺麗めなスタイリング。それが似合わない。
肩のサイズはそのまま丈を長くしてシルエットはボックスに、素材もリネン混などの素材感に変え、さっと袖を巻くってスタイリングした途端、似合うだけではなく垢抜けたスタイリングになりました。
そこに私の場合、雰囲気、生きてきた環境、今のライフスタイル、なりたいイメージ、などを合わせていくと、ボトムはストレートかワイドのジーパン、インはTシャツがリネンシャツが鉄板(ジェーン・バーキンが大好き)です。
こんな風に、好きなもの、心惹かれるけど、似合わない気がする、、、と言うアイテムをお持ちの方にも、はっきり言えるのは「貴方が心から好きなものは絶対に貴方を輝かせる」と言う事です。
この色が似合う、このデザインが素材感が似合う、いう自分にとっての勝負アイテムは自分の味方。勿論取り入れていくと良いですし、実際パーソナルカラーが顔周りにあると、顔映りはとても良くなります。その人の自然な女性(男性)らしさを引き出す素材感というのも骨格診断で分かります。
でも好きだけど似合わないアイテムや色はこうすればいい、シルエットのここを少しだけ変えればいいという自分にとってのスタイリングを知る事がとても重要なんです。
この方法がストン、と自分の中に落ちた時、どんな色でもどんなアイテムや素材感でも着るようになりました。と、同時にスタイリングがめちゃくちゃ楽しくなり、そういえば私は服が好きだったんだ、スタイリングが好きだったんだと思い出しました。
それからはスタイリングの勉強を始め、頭の先から爪先までの形、色、そして質感、全てが今日のそのスタイリングにとってバランス良くないといけない、という事にも気づきました。ので、これからはメイクやヘアスタイリングも勉強していきたいと思っております!
そして反省したのは、パーソナル診断結果を知って、それを100%活かす方法を私はお伝えできていなかったのではないか、という事。こんなに楽しく「自分をアレンジ」する、「自分を表現する」そんなコツを生活に取り入れて欲しい…!!
そんな思いから生まれた新メニューが
「クローゼット活用&スタイリングアドバイス」です。
ご自身の歴史、生活、そして好き、がいっぱい詰まったクローゼット。「自分」がそこには居て、見直しながら、考えながら、振り返りやはたまた未来を想像しながら、ファッション🟰自分の内面を表現していく事。
そこに、私は少しの考え方と着こなしの技、現在(流行)の取り入れかたなどをパーソナル診断士としての感覚からもアドバイスをしていきます。
皆んなそれぞれの美しさを必ず持っています。
貴方も「自分を魅せる事」を楽しめるようにきっとなりますよ!